なぜか、いつも珍道中 byゆるい団長

珍道中その1 - 丸出しの虎

「団長さん、一緒に中国へ行こうよ!」

と、一緒に働いていた、アルバイトの中国人学生・張さんが言った。
全体的にノリ重視のわたしは、行く!と即答して、中国へ行くことに。

友人が一時期中国に住んでいたので、しめしめとよく遊びに行き、これが10回目の渡航。
というわけで、特に緊張もなくレッツゴー!

張さんは中国の東北地方出身なので、日本から近く、あっという間に着いた。

まず、空港でお出迎えしたのは、デカイ電話。
この意味のわからない大きさの機械で、張さんは実家に電話をした。

ちなみに、張さんの身長は185cmくらい。
電話番号は、モニターの真ん中に小さくちょこんと表示されている。
なんとなく立派に見えるようでいて、
そのデカさ故に、ハイテクなのかローテクなのかよくわからない。

念のため言っておくが、私は写真撮影が非常にヘタだ。すまん。

その日は張さんの地元へは向かわず、空港のある大連に泊ることに。

張さんの先輩がご馳走してくれるというので、
よくわからないけれどついて行き、高級そうなレストランに着いた。

レストランに入ったら、 新鮮そうな食材がずらっとたくさんならんでいて、
わー!こんなの見たことない!写真とりたい!と張さんに聞くと、

「団長さん、ここは中国だから大丈夫だよ!」

と言うので、ルンルンで写真を撮ったら、速攻で注意をされる。
怒られたため、画像がぶれているが、私の技術のせいではない。

「なんだ、ここは中国なのにね〜!だめか!」

って、だめか、テヘペロー!じゃねえ!

がしかし、このレストランは何もかも非常に美味しく、
先輩はお金持ちだったようで、アワビの姿煮をひとり一個ずつ、オーダーしてくれた。

中国語がわからないので、先輩が何を話しているかはさっぱりわからなかったが、
アワビの姿煮の、丁寧に作られたソースのうま味と、
アワビ本体の美味しさとやわらかさはいつでも思い出せます、謝謝!先輩〜!
何度も言うけど、このアワビ本当においしかった。

そして、張さんの実家へ向かう。
お父さん、お母さんがのっけから歓迎してくれ、
毎日鬼のように色々なものを食べさせられる、いや、ご馳走してくださった。

「ライチが好きなんだってね?」

と聞いてくれた優しいお母さん、一緒に市場に買いに行こうと言ってくれ、
市場へ向かうと、買ってくれたライチは1キロ。
(3キロとか買おうとするので必死に止めて1キロ)

嬉しいけど、そんなに食えねえよ…と思いながら、
有難く、謝謝〜謝謝〜と出されるものを自動的に食べ、毎日胃痛をおこし、
最終的にライチ以外のものを食べられないほどのコンディションに。

ライチから始まり、北京ダックからカエルの煮込みから何から、
まあ、全部うまかったけどな!

街を観光していたら、警察官のハリボテが登場。

よく見ると、おなかのところに赤いボタンがある?!
お母さんにあのボタンは何?と聞くと、

「押すと警察が来る」

ほんとかいな!

張さんとわたしは日本語と中国語で同時に言ったのでした。

ある日、お母さんがピクニックに行こうと準備をしてくれ、
少し離れたところにある公園?へ遊びに行くことに。
(公園と言いつつも湖があったり、かなり広い)

「ここは虎が有名。」

はあ、虎ですか。サファリパークみたいのかな?
と思ってたのに、予想の斜め上をいってました、
サファリパークみたいのもあったけど、
公園の片隅に、ヤル気の全くない虎が丸出しでいるじゃないですか。

鎖でつながれてはいるけど、むきだし。

「一緒に写真をとると、お金とられるからね、見るだけ」

と言って、張さんはべしべしと虎をなでておりました。

タイにある寺院では、虎が自由にうろうろしてて有名だけど、
こんな中国のちょっとした公園で虎が丸出しってなんだよ!と驚きつつ、
鎖につながれた虎がなんだか不憫。
このご時世、他の国だったら虐待とか言われるんじゃなかろうか。

ほんとによく見かけたのが、男の人の腹だしルック。

中国の人は暑いとTシャツを胸あたりまでまくって、腹だし状態にする。
これはどこの地域でも共通で、南であろうが北であろうが見られる光景。
張さんも、中国に帰ってリラックス気分なのか、腹だしスタイルで街を闊歩。
中国の夜は蒸し暑くにぎやかに過ぎていくのでした…

他にも、張さんもびびったわたしのしつこい値切りの話や、
ばりばりアメの話など、ネタはつきませんが、そろそろこのへんで。

ところで。

どうして誰も「年中無休」を教えてやらなかったのかね。

peaujolais

ゆるい団長

神奈川県出身

企画プロデューサー / シナリオライター / 素敵なところをみつけ屋

誰かを手伝ったり、本を書いたり、イベントをしたり、
アイデアをひねり出したりするのが生業です。
アングラ、変人好き。

どんなことでも、まずは団長に相談を!

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